タイムパイロットの歴史
タイムパイロットは1982年に岡本吉起氏により製作し、コナミから発表されたフリーローミング・縦画面全方任意スクロールのシューティングゲームです。アーケードゲームの黄金時代と呼ばれる時期に発表されたこのゲームは時代を問わず、常にアーケードゲームの頂点として君臨しています。
タイムパイロットでは、プレイヤーが新未来型の航空戦闘機を操縦します。各レベルにおいて、メインとなる母艦と敵戦闘機を破壊しながら、異次元空間に捕らわれた仲間を救助するのが狙いです。ゲーム内で、プレイヤーは1910年、1940年、1970年、1982年そして2001年と、5つの異次元空間にタイムスリップします。最終レベルは宇宙空間をイメージして作られ、それ以外のレベルは青空に雲の背景の中進行します。プレイヤーの飛行機を画面の中心部に固定させ、逆方向に背景が動く仕組みになっています。
1984年に発表された続編に続き、1995年にもスペシャル編が製作されました。2007年に発表されたタイムエースはこの作品に強く影響され、携帯電話、パソコン、プレーステーションやXbox等の数多くのゲーム機にも対応されました。1983年にはAtari 2600、コレコビジョンやMSXから直接リリースされています。
本作は当時、空前の大ヒットとなりシューティーングゲームのジャンルにおいて強い影響力を持つこととなりました。最も名の知れた最良アーケードゲームとして常に親しまれている存在です。