麻雀(ビデオゲーム版)の歴史
海外においても、ザ・タートル、上海ソリティア、台北・兄弟麻雀など複数の呼び名で知られる麻雀は中国の伝統的な4人プレーのゲームからその名を取り、1981年にコンピューターゲームとして最初にPLATOシステムから発売されました。しかしながら、ビデオゲーム版の麻雀は実際のボードゲームの麻雀を忠実に再現したものとは異なる場合が多く、どちらかと言うとソリティアに近い形となっています。
ゲームは4人のプレイヤーが144枚の牌を引いて役を揃えることを数回行い、牌がマッチすれば他の牌に影響することなく捨てることができます。全ての牌をマッチできるように戦略を立てながらプレイします。
本物の木の枠組みと牌を使ってプレイすることもできますが、現在は電子版が普及し、より身近になりました。ゲーム設置の手間が最小限に抑えられ、違反なども出来ないほか、牌に特別機能を追加できたり、セットや模様などを自分好みに変更できる様々なオプション、そして難易度の変更が可能な点も電子版の利点と言えるでしょう。
現在では、レイアウトやルールのバリエーション等、様々なコンピューター版麻雀ソリティアが存在します。異なるシステムにおいて、フルバージョン仕様からミニゲームまで楽しむことが出来るため、ソリティアのジャンルにおいて最も人気のあるゲームのうちの一つです。元来の麻雀形式とソリティア形式の双方とも、シングルプレイヤーもしくはマルチプレイヤーのゲームとしてインターネット上でプレイできるようになっています。現在、数多くの再加工版や修正が加えられ、世界中から親しまれているゲームです。