ヘキサゴンの歴史
ヘキサゴンは1993にパソコンゲームとして発売されました。アーケードゲームとして1990年に登場したアタックス(別名:インフェクション、スライムウォーズ、フロッグクローニング等)をベースに製作されたゲームです。アタックスが四角い画面上でプレイされるのに対し、ヘキサゴンは六角形の画面という点で異なります。
このゲームは、ボード上の相手のピースをできるだけ多く獲得して自分の持ち数を増やしていくのが狙いです。ボードゲームのジャンルにおいてはオセロとチェスを融合させた様なスタイルで、ターン形式で戦略を立てながら進行するゲームです。コンピューター相手でプレイできるシングルプレイヤーモードと、2プレイヤーモードがあります。
ヘキサゴンは1988年に開発され、Atari ST、コモドール64そしてアミーガに対応してプログラミング、製作されました。初期はインフェクションというゲーム名で呼ばれ、ルールは同じでしたが縦横7マスのボードで作られました。1990年にリランドコーポレーションにより、アーケード版のインフェクションが「アタックス」という名で発売されると、その後は多数の派生が生まれ、様々なバリエーションやカスタムのボード、難易度レベルが追加されました。そして7人目の招待客(海外版タイトル:The 7th Guest)というホラー系ゲーム内にも登場し、続編(The 11th Hour)ではアタックスが六角形のボード上でプレイされ、そこを原点に独自のヘキサゴンへと進化を遂げました。
現在、ヘキサゴンはもっとも有名で人気のパズルゲームの一つです。シンプルなゲームゆえ種類こそ豊富でないものの、様々なアプリやフラッシュ版を用いて容易に遊ぶことができます。