ビデオポーカーの歴史
ビデオポーカーが出現したのは1970年代初頭、スロットマシーンが発明された直後のことです。当初は原始的かつシンプルな作りでしたが、後々のビデオゲーム高度化への重要な基盤となります。サルコーマ(SIRCOMA)がドローポーカーと呼ばれるゲームを1979年に導入して以来、ビデオポーカーの人気は徐々に高まりました。1980年代には続々とカジノに姿を現すようになり、現在ではゲーム専用フロアの大部分を占めるほど浸透しました。
パソコンの普及により、ビデオポーカーも進化を続けています。従来ルールに基づいてプレイするものから多様なルールを用いる類まで、現在インターネット上では数多くのバージョンで遊ぶことができます。特に人気を誇っているのは、プレイヤー同士が自宅に居ながら実際のお金、もしくはバーチャルコインなどを賭けて遊ぶことができるオンラインカジノと呼ばれるゲームです。
ジンガ(Zynga)によりソーシャルネットワーク上にてゲームが導入されると、友人や初対面の相手ともより一層気軽にプレイできるようになり、ポーカーの人気は一層高まりました。現在においても、ソーシャルネットワークのみならずiPhoneやiPad、アンドロイド端末で最も人気のあるゲームです。
コンピューター相手ですので、精神的に追い詰められるような緊迫感が軽減される点、そして多種多様なレイアウトやセッティングを自由自在に楽しむことができる点などが、コンピューターでポーカーをする醍醐味とも言えます。コンピューター相手に対戦をするのは、また違った難点があることは確かですが、シャッフル機能一つ取ってみてもカジノディーラーがするより、コンピューター相手の方が安心できるといったプレイヤーの心理もあるのではないでしょうか。
現在、毎日数百万のプレイヤーがオンラインカジノで遊んでいます。確固たる地位を築いたオンラインポーカーの人気はとどまる事を知らず、今後も伸び続けて行くことでしょう。