ダブルドラゴンの歴史
主人公であるビリー・リーとジミー・リーの兄弟が、敵を殴り蹴り滅多打ちにしながら長い道のりを進んでいくベルトスクロール式アクションゲームです。元々コインを投入してプレイする方式のアーケードゲームとして1987年に発売されました。仲間キャラクターと協力しながら様々な技や防御術を使って強敵を倒すアクション性に、一気に人気は高まり親しまれました。仲間プレイヤーと同時にクリアしようとすると、有無を言わさずプレイヤー同士の対戦を強いられるなど挑戦的でかつ難易度も高く、ファミコン版がリリースされると瞬く間に大人気となりました。ここでは2人同時プレイ機能が削除されたのが唯一の欠点でしたが、翌年に発売されたセガ版ではその機能が復活しました。ゲームボーイ、Genesis、コモドール64など多彩なシステムにも対応しています。
本作には「ダブルドラゴンIIザ・リベンジ」と「ダブルドラゴン3ザ・ロゼッタストーン」の2つの続編があり双方ともファミリーコンピュータ版以前に発売されています。続編では、使用可能な技の種類が変わり、全体的に易しめに仕上げられています。最終版となる「リターン・オブ・ダブルドラゴン」(海外版タイトル:スーパーダブルドラゴン)は1992年にスーパーファミコン版で発売されました。リメイクを除き、後々に登場した続編はどれも挑戦的で遊び甲斐のあるファイティングゲームに仕上げられています。
ビリー・リーとジミー・リーは直接的もしくは間接的に他のゲームにも多く登場します。また、クロスオーバーのゲームとして「バトルトーズ・ダブルドラゴン」が様々なシステムでプレーが可能です。
2012年に最新作「ダブルドラゴンネオン」がリメイク版として発表されています。